北海道三笠市
事業の背景 と 目標
炭鉱の町として栄えた三笠市は相次ぐ閉山によって1960年には6万人強だった人口も今で1万人を切り町の活気が失われてしましました。また三笠地方では100年ほど前からメロン栽培が行われ北海道メロン発祥の地とも言われながら、夕張メロンのブランド化成功の陰で価格は下がり、北海道最大の栽培面積を誇った面影は失われ年々栽培面積縮小の一途を辿ってしまっています。本プロジェクトは「三笠メロン」のブランド化を図り、これを契機とした街全体の活性化を目指すものです。
1st STEP – 戦略立案
商品戦略
ブランド化に成功されている「夕張メロン」と比較するのではなく「三笠メロン」の【特徴】を最大限生かし【観光土産】を狙う「三笠市限定」商品と、全国レベルのブランド向上を目指す「首都圏」向け商品を双方リリースする。
販売戦略
「道の駅 三笠」は幹線道路沿いの立地にあり年間利用客は60万人を誇るが「売れる商品」が少なく売上低迷。ここへ通年扱える【観光土産】用の限定商品を展開し、同時に首都圏の弊社駅ナカ店舗で販売し認知度向上を目指す。
本取り組みは弊社の「地域特産品ブランド化支援」へ取材が入り『ガイアの夜明け』で紹介されました。
2nd STEP – 商品企画開発
三笠市内限定商品
三笠メロンの風味を活かす生絞り果汁を使ったジェラートを生の果肉と皮に乗せた【ジブレ】と果肉を軽くドライにして加えたチョコレートを開発。
首都圏向け商品
(株)八天堂様の協力により三笠メロンの特徴を活かす「赤肉部分をムースに青肉部分をジュレに」使用した冷やして食べるとろける【くりーむパン】を開発
3rd STEP – 販路展開
三笠市内限定商品
「道の駅三笠」にて販売開始。好調なスタートとなっています。
首都圏向け商品
弊社の『八天堂』各店(品川、秋葉原、東京、池袋等)で販売。