千葉県 市原市

事業の背景 と 目標

全国一位の「梨」収穫量を誇る千葉県において大玉で味の良い「いちはら梨」は、最盛期には築地市場で最高値で取引される「ブランド梨」として認知されていましたが、昨今は他産地の積極的なプロモーションに押され価格下落傾向となっていました。 今一度、地域に根差した資源である「いちはら梨」ブランドの活性化に千葉銀行様と連携し取り組むことになりました。

1st STEP – 戦略立案

商品戦略

いちはら梨の風味を最も表現できる加工品として「サイダー」を企画製造する。お土産品として広める為にペットボトルではなく瓶で作り、また地域の方々自身が消費できるようサイダーを割り材とした酒類メニューとしての展開を目指すことに決定

販売戦略

市原市は全国の市町村で最もゴルフ場が多く、年間150万人訪れるゴルファーのお土産としての提案としてゴルフ場に1坪SHOPを展開する。 併せて地域住民の消費を提案する為に地域内の飲食店へ酒類メニューとしての展開を目指す。

2nd STEP – 商品企画開発

まずは「いちはら梨サイダー」を開発し、モチーフとして市原市の地域資源でもある小港鉄道を採用。次にこのサイダーを用いた「いちはら梨ハイボール」をサントリー様に開発いただきました。

商品企画開発1-市原市
商品企画開発2-市原市

3rd STEP – 販路展開

まずは地域の力を結集する為に発売セレモニーを開催しメディア露出。 「いちはら梨サイダー」発売セレモニーの半年後には「いちはら梨ハイボール」の取り組みのアピールを兼ねて「いちはら梨ハイボール列車」を敢行し、地域の各団体のトップ陣に参加いただきメディア露出も実現。

セレモニー①(2014年4月)

販路展開1―市原市

セレモニー②(2014年10月)

販路展開2-市原市


「いちはら梨ハイボール列車」の後も様々な町の会合・イベントにてアピールを続け、市原市を中心に様々な業種・業態へ拡がり続け、「いちはら梨」のブランド再興に向けて販路拡大を続けています。

販路展開3-市原市
販路展開4-市原市
販路展開5-市原市