鹿児島 指宿市
事業の背景 と 目標
年間400万人の観光客を誇る指宿市。お土産産業は観光客数×1,000円(=40億円)が期待できる市場なのに10億円程度しか売れていない。
その理由は「指宿オリジナル土産商品」が乏しく、指宿市内においても新幹線駅(鹿児島市)や空港(霧島市)で売られているのと同じ商品しか扱われていない、つまり旅の最後(空港や新幹線駅)で買える商品を旅の途中(指宿市内)で購入し荷物を増やす理由が無い為と判断。「指宿市内でしか買えないオリジナル土産ブランド」を立ち上げ、市内の「お土産産業」の活性化を目指しています。
1st STEP ─ 戦略立案
商品戦略
指宿市はマンゴーの経済栽培発祥の地であることが調査の上で判明。収穫期に縛られず通年取り扱い可能な「指宿マンゴー加工品」シリーズを開発することとする。
販売戦略
「食」と「観光」の掛け算の相乗効果を目指し、指宿でしか食べられない商品や買えない商品、或いはプロモーション商品など役割を分けて販路戦略を立案。
2st STEP ─ 商品企画開発
戦略立案段階で設定した【A】【B】【C】それぞれの商品開発を支援。事業者の力を結集する為に(社)指宿マンゴーブランド協会を設立し各団体のトップが集まるセレモニーを開催、メディア露出を推進。
3st STEP ─ 販路展開
指宿に訪れる観光客にしっかりとアピールする為に、観光コースとして訪れる交通の要所、観光施設、観光ホテルのお土産売場等、市内約20ヶ所への展開に加え、プロモーション目的に鹿児島市内や東京都内駅ナカへの展開を推進しています。